专利摘要:
本発明は使い捨ての飲料容器のような容器のフタに関し、このフタは接着剤を使わずに広告や宣伝材料を受けて保持するように構成されている。本発明によるフタは、床部と内側壁とを有するレセプタクルを具えており;レセプタクルは広告または宣伝用ディスクを受けることができ、レセプタクルの内側壁はレセプタクルにディスクを保持できる。本発明はさらに、広告または宣伝用ディスクと使い捨て容器のフタとの組み合わせ、および広告または宣伝メディアを消費者に供給する方法を含む。
公开号:JP2011510873A
申请号:JP2010544533
申请日:2009-01-30
公开日:2011-04-07
发明作者:グローニング,ディーン
申请人:グローニング,キャロル,アンGROENING,Carol,Ann;
IPC主号:B65D25-20
专利说明:

[0001] 本発明は、広告に関する。より具体的には、(a)広告(宣伝、ブランド認知、マーケティング、ロイヤルティスキーム、およびその種のものを含み、以下本明細書では、便宜のため「広告」と総称する)に用いられるディスク、および(b)このようなディスクを受けるためのビン、缶、プラスチックまたはワックス加工した厚紙のコーヒーカップのような「持ち帰り用」ドリンクカップといった容器のフタに関する。]
[0002] [定義]
特許請求の範囲を含む本明細書では、「方向」に関する用語(例えば「上部」、「底部」、「側面」、「下側」、「上側」、「下」、「上」、「上方」、「下方」、「内側」、「後側」、およびその種の用語)は、これらの用語が添付の図面の図3に示されるように位置づけられた、本発明の実施形態を参照して用いられている。] 図3
[0003] 用語「ディスク」は、平坦な円形の物体を含むことを意図しており、側面または表面の片側または両側へ印刷を含んでもよい。ディスクは一枚の薄いシート、または二枚以上の薄いシートを含んでもよく、これら総てがパッドまたはブックレットのように、側面または表面の片側または両側に印刷することができる。用語「ディスク」はさらに、より正確には「タブレット」として形容されるものを含み、従って「ディスク」は円形である必要はなく、例えば長円形、六角形、五角形、八角形、または四角形といった他の形状であってもよい。本発明によるディスクは、例えばプラスチックまたは紙製品で作ることができる。]
[0004] 以下の本明細書および特許請求の範囲を通して、文脈中で要求がない限り、「具える(comprise)」、「具える(comprises)」および「具えている(comprising)」のような表現は、規定されている数又はステップ、又は数又はステップ群を含むことを意味すると理解すべきであるが、その他の数又はステップ、又は数又はステップ群を排除するものではない。]
[0005] 本明細書における先行技術の引用は、先行技術が共通一般知識の一部を形成するということの認知または示唆の形式ではなく、そのように理解すべきではない。]
背景技術

[0006] ビン、缶、カップ、およびその種の容器のフタは、多くの場合、上に刷ったりのり付けした製品情報を有しており、消費者に情報を提供をする。しかしながら、このような構成は、非常に少ない情報メディアアレイに制限される。例えば、広告材料に関して言えば、このようなメディアは通常、単純な転写に限定されている。さらに、上に印刷される情報が特定の販売店または小売店に応じて別個である必要があったり、このようなメディアを販売場所で取り付けることが望ましい場合、問題が発生する。さらには、多くの場合は広告メディアをフタから簡単に取り外しできることが望ましく、また、多くの場合、このようなメディアはTazos(商標)やその種のように、実際には非常に特徴的な特定の形状である必要がある。]
[0007] 本発明者は、この状況は潜在的に有用な容器のフタ上の空間を利用できていないことを意味すると認識してきた。]
[0008] フタを広告または宣伝材料を媒介するのに用いることができる構造を提供することが本発明の目的である。]
[0009] 一態様では、本発明は、上に印刷または媒介される広告材料を有する(あるいは有するように構成した)ディスクに関する。ディスクは総て少なくとも2つの面を有する。本発明者はここで、広告材料をディスクの少なくとも一面上で媒介できることを提案している。ディスクの一面上のみに広告を有する場合、他の面は、ディスクをフタのレセプタクル(または他の面上)に配置して保持できるような材料の層を有してもよい。このようなディスクを用いて、フタの上に広告材料を表示することができる。]
[0010] ディスクをフタの上に装着可能にする材料層は、粘着性材料でできた層であってもよい。この場合、ディスクは接着剤によってフタの上面(または他の面)に確実に装着される。この種の粘着性材料は、小さい紙シートを面に取付たり簡単に取外すのに通常用いられており、取付けた面から簡単に取り外しできる粘着性材料(このような材料は、通常、郵便で更新クレジットカードやその種のものを紙シートに付着させて送付する場合に用いられる)も、本発明のこの態様において用いることができる。]
[0011] このような物質を、本明細書(特許請求の範囲を含む)では「ある程度粘着性のある」材料という。両面粘着テープも、この目的のために使うことができる。]
[0012] ディスクの外周または縁は円形である必要はない。実際、ディスクは、以下に詳述されるような相補的な容器のフタの凹部に嵌るよう構成された任意の形状であってもよい。ディスクの形状および縁は、いくつかの実施例では特有の形状をしており、相補的なフタの凹部にディスクが係合するように特有な係合対の一部を形成してもよい。この場合、フタにディスクを固定するのに接着剤は必要ない。]
[0013] 他の態様では、本発明は、ディスクが接着剤を使わずに(またはある程度粘着性のある材料を使わずに、あるいはその他の取付材を使わずに)フタの上の所定の位置に保持されるようにフタの構造を改造する必要がある。例えば、この改造は、1以上の内側に面しており、その後側(つまり、その下側)にディスクを配置できる小さい突起部または「ニブ」を設けること、または相補的なディスクからの1以上の突起部を受ける1以上のくぼみを設けること、または相補的なディスクを受けることができる一の円形のくぼみまたは凹んだ縁を設けることを含む。上記に関して、(複数の)突起部または(複数の)ニブが、フタの凹み領域の上部にわたって内側に短い距離延在することが好ましい。]
[0014] ニブ、またはくぼみによってフタ上の所定の位置に保持されるよう構成された広告用ディスクにはさらに、接着剤またはある程度粘着性のある材料でできた層を提供して、必要に応じて、フタ上の所定位置にディスクを保持するのを補助するようにしてもよい。]
[0015] 従って、本発明によると、広告のキャリアは(上記で規定したような)ディスクを具えており、当該ディスクは2以上の面を有し:ディスクの少なくとも一面が広告材料を媒介し、または媒介するよう構成されていることを特徴とする。特定の実施例では、ディスクの一面が広告材料を媒介し、または媒介するよう構成されており、ディスクの他の面は、上述した種類のレセプタクルのフタ上にディスクを装着可能な材料の層によって、少なくとも部分的に覆われている。]
[0016] 他の態様によると、本発明は容器のフタに関し、当該フタは:
a)床部と内側壁とを有するレセプタクルを具えており;
当該レセプタクルが広告または宣伝用ディスクを受けることが可能であり、レセプタクルの内側壁がレセプタクルにディスクを保持することが可能である。]
[0017] 好適には、前記内側壁は少なくとも1つの突起部を具えており、当該突起部はレセプタクルの床部上で内側に延在するニブである。代替的には、前記突起部は側壁上方にほぼ連続的なリムを具えており、当該リムはレセプタクルの床部上で内側に延在する。このリムはレセプタクルの床部から遠位の側壁端部に配置してもよい。代替的には、明確な突起部がなく、レセプタクルの床部と内側壁との間の角度が90度未満であってもよい。好適には、ディスクは接着剤を使わずにフタのレセプタクルに保持される。代替的な配置では、レセプタクルの内側壁が少なくとも1つのくぼみを具える。従って、レセプタクルが受けるディスクは、この少なくとも1つのくぼみと係合して固定する少なくとも1つの突起部を有する。第2の態様のフタが受けるディスクは、レセプタクルの床部に対して実質的に平面であり、ニブまたはリムの下側によって所定の位置に保持される。ここでも、好適には接着剤を必要としない。]
[0018] 前記くぼみは、内側壁における凹部であってもよく、内側壁における連続的または実質的に連続的な凹部であってもよい。フタはさらに、ディスクを取外すための凹部、すなわち、フタに保持されるディスクの側縁にアクセス可能な凹部のようなものを具えてもよい。]
[0019] 本発明のフタは、側壁にディスクの取外し用の凹部を具えていてもよく、フタに保持されているディスク側面に簡単にアクセス可能となる。従って、フタに保持されたディスクを、消費者はフタから簡単に取り外すことができる。フタは1以上の凹部を有し、ディスクの取外しを容易にしてもよい。]
[0020] 好適には、本発明のフタに用いられるディスクは円形である。しかしながら上述のように、本発明によって他の形状が想定される。ディスクは、3つ又はそれ以上の側面を有してもよく、例えば三角形、四角形、五角形、六角形等であってもよい。ディスクはブックレットのような多層ディスクであってもよく、広告または宣伝材料を含んでもよい。]
[0021] 本発明のフタは、使い捨てのコーヒーやホットチョコレートのカップといった飲料容器である容器に使用されることが特に好ましい。このような「持ち帰り用」カップは通常、飲み口を有しており、飲み口を通って飲料が消費される。]
[0022] 一実施形態では、本発明によるフタは、複数(好適には3以上)の内側に延在するニブを具えており、当該ニブは、フタ上に装着したディスクの各縁部が各ニブの下になるように間隔が開いており;これにより、当該ニブがフタ上の所定の位置にディスクを保持する。]
[0023] 通常、上述のように、フタ上に装着した広告用ディスクで覆われるフタの領域は凹んでおり、ニブはこの凹んだ領域の上方で内側に延在する。]
[0024] 他の態様では、本発明は広告または宣伝用ディスクと使い捨て容器のフタとの組み合わせに関し、フタおよび広告用ディスク(双方とも上述のような)を具える。ディスクは、消費者によってフタから簡単に取外し可能である。]
[0025] 接着剤を必要とすることなく、ディスクがフタに保持されることが好ましい。ディスクは、強度が弱い中央領域を有する円形であってもよく、当該領域を通ってストローで穴を開けることができる。好適には、容器は使い捨ての飲料容器である。]
[0026] さらなる態様では、本発明は広告または宣伝メディアを消費者に提供する方法に関し、当該方法は:
a)広告または宣伝用ディスクを容器の外フタに配置するステップと;
b)ステップa)のフタを容器の上に配置するステップと;
c)容器、中身、およびステップb)のフタを消費者に供給するステップと、を具えており、
フタおよびディスクは上述したものである。好適には、容器は使い捨ての飲料容器であって、広告または宣伝材料が接着剤を使わずにフタに保持される。]
[0027] 本発明の実施形態は、例示としてのみ記載されている。以下の記載では、添付の図面を参照する。]
図面の簡単な説明

[0028] 図1は、本発明による広告キャリア(ディスク)の2つの状態を示す斜視図である。
図2は、本発明による広告キャリア(ディスク)の他の形状の斜視図である。
図3は、本発明の態様によって構成されたフタの斜視図である。
図4は、本発明の態様による、使い捨てドリンクカップのフタの部分的な斜視図である。
図5は、本発明の態様によって構成されたフタの他の形状を示している。
図6は、本発明の好適な実施形態によって構成された「持ち帰り用」ドリンクカップのフタを示している。
図7は、本発明の好適な実施形態によって構成された「持ち帰り用」ドリンクカップのフタを示している。
図8は、本発明の好適な実施形態によって構成され、飲み口を具えている「持ち帰り用」ドリンクカップのフタを示している。
図9は、本発明の好適な実施形態によって構成され、飲み口を具えている「持ち帰り用」ドリンクカップのフタを示している。] 図3 図4 図5
実施例

[0029] 図1は、第1の面11と第2の面12とを有するディスク10を示している。この2つの面は外周縁13によって分けられている。ディスク10は円形のディスクだが、本発明によるディスクは、任意の適切な形状の外周縁を有してもよい。]
[0030] ディスク10の面11は、上に印刷された(または、例えば広告材料が3次元の場合はディスク上に装着された)広告材料を有するように構成されている。]
[0031] ディスク10は任意の適切な材料で構成することができる。薄いボール紙は、いくつかのディスクの利用法として好適である。フレキシブルで弾性のあるプラスチック材料で作られたディスク、または固型ディスクは、ディスクを他に利用する場合(例えば、広告主、他の会社またはプロモータから報酬を受ける資格を得るために、複数のディスクを収集すべきことを広告材料が表示する場合)に好ましい。2つ以上の薄いディスクをラミネート加工して、任意の様々な形状のディスクを作ってもよい。代替的には、このディスクは複数のページを有するパッドまたはブックレットの形状をしていてもよい。]
[0032] 接着剤またはある程度粘着性のある(先に規定したような)材料の層14を、ディスク10の面12(下側)に付着させてもよい。上述のような層14は薄い層である必要はなく、ディスクをフタまたは他の面に貼り付けることができることは任意である(層14が接着剤の層である場合は、原則恒久的に貼り付けることができ;層14がある程度粘着性のある材料の場合は取外し可能に貼り付けられる)。]
[0033] 層14は、ディスク10の面12上の一か所に塗布したり、面12全体に塗布する必要はない。この層は、接着剤またはある程度粘着性のある材料の2以上の「地点(spots)」を具えてもよい。代替的には、この層はいくつかの粘着性材料の「バンド」を具えてもよく、あるいは(図2に示されているように)環状の粘着性材料を面12に塗布するようにしてもよい。層14が面12全体を覆っていてもよい。これらの代替例は、総てを網羅しているわけではない。]
[0034] 図2は、ディスク20の上側を図2(a)、下側を図2(b)に示しており、このディスクは飲料容器(必ずではないが、通常はソフトドリンク容器)のフタ上に装着すべき広告キャリアとして、特定の用途に向けて設計されたものである。ディスク20は、広告材料を媒介する上面21と、環状(この形状である必要はない)の接着剤またはある程度粘着性のある材料24を取り付ける下(下側)面22とを有する。代替的には、図2のディスクは、以下に記載されるフタと併用して用いることができ、ここでは接着剤を必要としない。ディスク20の中央部は、強度が弱い十字型領域25を有する。この強度が弱い「十字」領域25は、ストロー(または、同様の物品)をディスク20の中央部にきつく押しつけると、十字の線に沿って開く。]
[0035] ストローはその後、ソフトドリンク容器のフタの下に貫通して(フタもまた、強度が弱い中央の「十字」領域を有する)、容器中の飲料にアクセスが可能となる。]
[0036] 図2(a)のディスクを上に装着するフタは、(例えば、フタを作るダイカスト工程中に)取外される中央の円形部を有してもよい。この場合、ディスク21はさらに、強度が弱い十字型領域25の代わりに、取り外される中央の円形部を具え、ストローがディスクと、ディスクが装着されているフタにも押し入れることができるようにしてもよい。このようなディスクの中央の穴は通常、ストローの端部が簡単に通る材料で覆われている。]
[0037] 図3乃至図7は、本発明の他の態様によるフタの構成を示している。] 図3
[0038] 図3のフタ30は、ガラスジャー、ボトル、または、実際は任意の容器に用いられる典型的な容器のフタである。フタ30の上部は「床部」32へ向けて下方に延在する凹み領域31を有する。3つのニブ33(本明細書において、「ニブ」は小さなシェルフまたはブラケットのような延在する領域を意味する)は、床部32から上方に延在する内側壁35の上部から、内側に向けて延在している。波形領域36がフタの外側に設けられており、フタが容器の上にある場合に締めたり緩めたりするのを簡単にする。] 図3
[0039] 円形の広告用ディスクは、好適にはフレキシブルで弾力的なディスクであり、ニブ33の下側に挿入できる。広告用ディスクが床部32を覆い、広告用ディスクの厚さがニブの下側と床部32との間の距離よりも若干小さい場合、このディスクはニブ33によって凹部31の所定の位置に保持されるべきである。しかしながら、ディスクが薄く、フレキシブルなディスクの場合、あるいは所望の場合、粘着性材料層またはある程度粘着性のある材料層をディスクの下側の領域(または複数領域)に塗布して、ディスクが凹部31の外側に滑り落ちないようにしてもよい。]
[0040] 図4は部分的、概略的に、「持ち帰り用」コーヒーを供給するのに用いられるこの種類の飲料容器のフタにおいて、本発明を如何に利用できるかを示している。フタ40は図3に示されるフタ30と同様の構造を有しており、凹み領域41、ニブ43および「床部」42を有している。しかしながら、
a)フタ40は、既知の成形部位である下部領域46と共にプラスチック材で作られ、これによってフタを飲料容器の上部リムの上に簡単に装着したり締めることが可能となり;
b)フタの上面の隆起成形された部位に、伸長した(水平の)飲用開口部47が設けられており、容器からフタを取外す必要なく、飲料容器の中身を飲用することが可能であり;
c)空気穴48が設けられており、飲用開口部47を通って容器から飲用される液体と空気を交換することが可能となる。] 図3 図4
[0041] 図5は容器のフタ50を示しており、フタ50の最上部の面と一体的に形成され、当該面から延在する4つのニブ53を具える成形構造を有する。各凹み領域51は各ニブ53の下に形成される。広告用ディスクの縁は各ニブ53の下側に挿入できる。ニブ53は、広告用ディスクを所定の位置に保持するのに十分な弾力性を有する。しかしながら、前述のように、必要に応じて、広告用ディスクは、ニブ53によってのみではなく、ディスクの下側面の接着剤またはある程度粘着性のある材料でできた層(または複数の層)によっても、フタ50の上に保持できる。] 図5
[0042] ニブ43および53は任意の適切な形状を有してもよい。これらのニブは、フレキシブルで弾力的であってもよく、(フレキシブルで弾力的なディスクを保持すべき場合は)フレキシブルでなくてもよい。]
[0043] 図6および図7に示されているフタは、持ち帰り用コーヒーおよびチョコレートのカップといった、持ち帰り用または使い捨ての飲料容器の上部に使用するのに、特によく適している。図6および図7のフタは、好適には成形プラスチック、またはその種のもので構成される。]
[0044] 図6を参照すると、図6(b)は容器のフタ60の平面図を示しており、図6(a)および図6(c)は同じフタの側面図である。図6(d)はこのフタの斜視図である。フタ60のリム62は、飲料容器の上部リムと係合して固定するように押し込むことを意図している。フタ60は、床部63へ下方に延在する凹み領域61を具える。3つのニブ64(本明細書において、「ニブ」は上記のように規定される)が、床部63から上方に延在する内側壁65の上部から内側に向けて延在している。波形領域(図示せず)をフタの外側に設けて、飲料容器へのフタの取付けを簡単にしてもよい。]
[0045] 広告用ディスクは、好適にはフレキシブルな弾性ディスクであり、ニブ64の下側に挿入できる。広告用ディスクが床部63を覆い、広告用ディスクの厚さがニブの下側と床部63との間の距離よりも若干小さい場合、このディスクはニブ64によって凹部61の所定の位置に保持されるべきである。しかしながら、ディスクが薄く、フレキシブルなディスクの場合、あるいは所望の場合、粘着性のある材料の層またはある程度粘着性のある材料の層をディスクの下側の領域(または複数の領域)に塗布して、ディスクが凹部61の外側に滑り落ちないようにしてもよい。]
[0046] ディスクの縁とフタ60の内側壁65との間に消費者が指の爪を挿入することによって、フタ60の所定の位置に保持されている広告用ディスクをフタから取り外すことができる。代替的には、フタを歪めたり、床部63の下部に圧力を加えて、凹み領域61からディスクをこじ開けることもできる。]
[0047] 図7のフタ70は図6に示すフタ60と類似した構造を有しており、凹み領域71、床部73、内側壁75およびディスク取外し用の凹部78を有している。しかしながら、フタ70はディスクを保持する3つの独立したニブを具えておらず、代わりに、床部73の直径より小さい直径の実質的に連続するリム76を用いている。これにより、凹み領域71に配置され、床部と同様の大きさのディスクが、内方へ傾斜している内側壁75によって所定の位置に保持される。換言すると、この内側壁は、ディスク取外し用の凹部78のみが欠けている、ディスク保持用の本来は単一の実質的に連続する「ニブ」である。従って、この内側壁は床部73に対して90度またはそれ以下となる。波形領域77がフタの外側に設けられており、飲料容器へのフタの取付けを簡単にする。]
[0048] 図示されていない代替的な実施形態では、フタが、広告用ディスクの1以上の突起部と係合するように、凹み領域の内側壁の外周に1以上の凹部を具えていてもよい。]
[0049] 図7のフタ70は、ディスク取外し用の凹部78を具えている。使用中、消費者が簡単にディスクの側面にアクセスできるため、フタ70の所定の位置に保持されたディスクをフタから簡単に取り外すことができる。フタに1以上の凹部を設けて、ディスクの取外しを簡単にしてもよい。]
[0050] 図8は、飲み口82を具えている点を除き、上述のような図6のフタと非常に類似したフタを示している。図9は、飲み口を具えている点を除き、上述の図7のフタと非常に類似したフタを示している。]
[0051] 技術者および広告を出している経営者は、添付の図面に示され、上述された本発明は実施例にすぎないと理解すべきである。(すでに上述した代替的な構成に加えて)図示された実施形態の変形、および改変は、特許請求の範囲に規定される本発明の概念を越えることなく実施されうる。]
权利要求:

請求項1
容器のフタにおいて:a)床部と内側壁とを有するレセプタクルを具えており;前記レセプタクルが広告または宣伝用ディスクを受けることができ、前記レセプタクルの前記内側壁が前記レセプタクル内に前記ディスクを保持できることを特徴とするフタ。
請求項2
請求項1に記載のフタにおいて、前記内側壁が、少なくとも1つの突起部を具えることを特徴とするフタ。
請求項3
請求項2に記載のフタにおいて、前記突起部がニブであって、前記内側壁から前記レセプタクルの床部上方で内側に向けて延在することを特徴とするフタ。
請求項4
請求項2に記載のフタにおいて、前記突起部が連続的に、あるいは実質的に連続するリムであって、前記レセプタクルの床部上方で内側に向けて延在することを特徴とするフタ。
請求項5
請求項4に記載のフタにおいて、前記リムが、前記床部に対して遠位の側壁端部に配置されることを特徴とするフタ。
請求項6
請求項1に記載のフタにおいて、前記レセプタクルの前記床部と前記内側壁との間の角度が、90度以下であることを特徴とするフタ。
請求項7
請求項1に記載のフタにおいて、前記レセプタクルの前記内側壁が、少なくとも1つのくぼみを具えることを特徴とするフタ。
請求項8
請求項7に記載のフタにおいて、前記くぼみが、前記内側壁の凹部であることを特徴とするフタ。
請求項9
請求項7に記載のフタにおいて、前記くぼみが、前記内側壁の連続的または実質的に連続する凹部であることを特徴とするフタ。
請求項10
請求項1乃至9のいずれか一項に記載のフタにおいて、前記フタで受けて保持するディスクが、前記レセプタクルの前記床部と共に実質的に平坦であることを特徴とするフタ。
請求項11
請求項1乃至10のいずれか一項に記載のフタがさらに、ディスクを取外すための凹部を具えることを特徴とするフタ。
請求項12
請求項11に記載のフタにおいて、前記凹部が前記側壁内にあり、前記フタに保持した前記ディスクの側縁部にアクセス可能であることを特徴とするフタ。
請求項13
請求項1乃至12のいずれか一項に記載のフタにおいて、前記フタが使い捨ての飲料容器用であることを特徴とするフタ。
請求項14
請求項13に記載のフタにおいて、前記飲料容器が、コーヒーまたはホットチョコレートのカップであることを特徴とするフタ。
請求項15
広告または宣伝用ディスクと使い捨ての容器のフタとの組み合わせにおいて:a)床部と内側壁とを有するレセプタクルを具えるフタと;b)2以上の面を有し、少なくとも一面上で広告または宣伝材料を媒介する広告用ディスクと、を具えており、前記レセプタクルが前記広告または宣伝用ディスクを受けることができ、前記レセプタクルの前記内側壁が前記レセプタクル内に前記ディスクを保持でき、前記ディスクが消費者によって前記フタから簡単に取外し可能であることを特徴とする組み合わせ。
請求項16
請求項15に記載の組み合わせにおいて、前記ディスクが、接着剤を必要とせずに前記フタに保持されることを特徴とする組み合わせ。
請求項17
請求項15または16に記載の組み合わせにおいて、前記ディスクが円形であり、強度が弱い中央領域を有することを特徴とする組み合わせ。
請求項18
請求項15乃至17のいずれか一項に記載の組み合わせにおいて、前記ディスクがブックレットであることを特徴とする組み合わせ。
請求項19
請求項15乃至18のいずれか一項に記載の組み合わせにおいて、前記ディスクが広告を目的とするものであることを特徴とする組み合わせ。
請求項20
請求項19に記載の組み合わせにおいて、前記容器が使い捨ての飲料容器であることを特徴とする組み合わせ。
請求項21
広告または宣伝メディアを消費者に提供する方法において:a)広告または宣伝用ディスクを容器の外フタに配置するステップと;b)ステップa)の前記フタを容器の上に配置するステップと;c)前記容器、中身、およびステップb)の前記フタを前記消費者に供給するステップと、を具えており、前記フタが床部と内側壁とを有するレセプタクルを具えており;前記レセプタクルが前記広告または宣伝用ディスクを受けることができ、前記レセプタクルの前記内側壁が前記レセプタクル内に前記ディスクを保持できることを特徴とする方法。
請求項22
請求項21に記載の方法において、広告または宣伝材料が、接着剤を使うことなく前記フタに保持されることを特徴とする方法。
請求項23
請求項21または22に記載の方法において、前記容器が、使い捨ての飲料容器であることを特徴とする方法。
請求項24
請求項21に記載の方法において、前記内側壁が、少なくとも1つの突起部を具えることを特徴とする方法。
請求項25
請求項24に記載の方法において、前記突起部がニブであって、前記内側壁から前記レセプタクルの床部上方で内側に延在することを特徴とする方法。
請求項26
請求項24に記載の方法において、前記突起部が連続的または実質的に連続するリムであって、前記レセプタクルの床部上方で内側に向けて延在することを特徴とする方法。
請求項27
請求項26に記載の方法において、前記リムが、前記床部に対して遠位の側壁端部に配置されることを特徴とする方法。
請求項28
請求項21に記載の方法において、前記レセプタクルの前記床部と前記内側壁との間の角度が、90度以下であることを特徴とする方法。
請求項29
請求項21に記載の方法において、前記レセプタクルの前記内側壁が、少なくとも1つのくぼみを具えることを特徴とする方法。
請求項30
請求項29に記載の方法において、前記くぼみが、前記内側壁の凹部であることを特徴とする方法。
請求項31
請求項29に記載の方法において、前記くぼみが、前記内側壁の連続的または実質的に連続する凹部であることを特徴とする方法。
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